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ジェルネイル ジェルネイルの基礎知識
ジェルネイルをオフするときに痛いのはなぜ?!原因と対処法について解説
ジェルネイルは、乾かす時間が不要で、3~4週間ほど長持ちするという点でポリッシュ(マニキュア)よりも好まれています。
しかし、ポリッシュに比べて、ジェルネイルは強度が高いため、オフの際にネイルマシンで爪を傷つけたり、指先に痛みを感じたりすることがあります。
そこで本記事では、ジェルネイルのオフの危険性や、オフの工程に取り入れることでジェルネイルを安全に、さらに楽しむことができるアイテムをご紹介します。
【目次】
ジェルネイルの基本情報:オフについて
ジェルネイルとは地爪の上にUVライトやLEDライトで樹脂を固めて(=硬化といいます)作り出す人工爪のことです。ライトで硬化させることで乾かす時間が不要となり、若干爪の補強にもなることから、2000年ごろより日本でも普及しています。
また、爪につけたジェルを落とすことを「ジェルネイルオフ」と言います。ジェルネイルは強度が高いため、マニキュアのように除光液で落とすことは難しく、基本的にはアセトンを含むリムーバーを使用してオフします。
リムーバーの主成分
「アセトン」の危険性について
現在、日本でジェルネイルをオフするために販売されているリムーバーやポリッシュ用の除光液の約9割は、アセトンが主成分として使用されています。
また、アセトンが含まれるリムーバーや除光液は、薬局やバラエティショップなどで簡単に購入することができるほか、比較的安価な商品が多いため、数多くのネイルサロン・セルフネイラーが、ジェルネイルのオフの際に使用しています。
アセトンはもともと車の塗料を剥がすために流通していた溶剤であり、「溶かす」ことに長けています。
ツンとする刺激臭があるものの、オフ力は抜群であるため、ポリッシュを落とすための除光液やジェルネイルのリムーバーの主成分として、ネイル業界でも使用されています。
■アセトンは厳しい制限が設けられている溶剤です
実はアセトンは日本国内においては労働基準法で使用や保管に厳しい制限が設けられているほど危険性が高い溶剤です。
例えば、アセトンを取り扱う作業を行う際は防護服や防護マスクの着用が義務づけられているほか、世界的に見ると、ブラジルなどアセトンの流通を禁止している国があるほどです。
そのため、近年、アセトンを直接爪や皮膚といった人体に接触させて良いのか?という議論がプロネイリスト業界で活発になってきています。
■アセトンを使用したオフには様々なリスクがあります
アセトンは乾燥させる力が強いため、ジェルネイルをオフした際に爪や爪周りの皮膚が白くなってしまうことがあります。
白化と呼ばれるこの現象は、アセトンの脱脂作用(=油分水分を奪う力)によって爪や皮膚が激しく乾燥している状態です。
また、アセトンを使用する際はコットンに含ませて爪の上に置きますが、液体の性質上どうしても皮膚に付着してしまうため、爪周りの皮膚にささくれや荒れがある方は沁みて痛みを感じてしまう可能性があります。
さらに、皮膚に付着する機会が多い方は最悪の場合、アレルギーを発症してしまうリスクもあります。
アセトンを主成分としたジェルリムーバーについて、使い慣れている、安価といったメリットがある一方で、実は爪や皮膚が乾燥したり、アレルギーを発症したりするなどの危険性があるため、取り扱いには十分注意しましょう。
アセトンフリーのジェルリムーバー
「5’OFF GEL REMOVER」をご紹介
そこで今回ご紹介したいのが、アセトンを使用していないジェルリムーバーである「5’OFF GEL REMOVER」です。
本製品は、高い安全性を目指して化学薬品メーカーが開発したジェルネイル用のリムーバーであり、日本国内で生産されていて特許も取得しているアイテムです。
本章では5’OFF GEL REMOVERを使用するメリットを3つご紹介します。
■皮膚へのダメージを最大限軽減できる
5’OFF GEL REMOVERの一番の特徴は、ノンアセトンのリムーバーという点です。
先述したとおり、一般的なジェルリムーバーでは爪や皮膚を乾燥させてしまうリスクがあります。
爪や皮膚の乾燥は、オイルなどで保湿することでプラスマイナスゼロにできるわけではなく、爪の中の水分を奪ってしまうことで爪が割れやすくなり、ジェルネイルのもちが悪くなる原因にもなります。
そのため、オフの際の乾燥を防ぐことはジェルネイルをより美しく楽しむことにとても重要なポイントになります。
また、本製品は液体ではなくジェル状であるため、一般的なジェルリムーバーよりも粘性が高く、皮膚に付着する心配がないことも大きなメリットと言えます。
■オフ中に「ながら」作業ができる
これまで一般的だったジェルリムーバーは液体なので、コットンに含ませ、爪の上に置いてから揮発を防ぐために指全体をアルミホイルで巻き、10分以上放置する必要がありました。
また、指をアルミホイルで巻いていると通電できず、携帯電話やタブレット端末を使用することができません。
しかし、5’OFF GEL REMOVERはジェル状で爪の上に直接塗布でき、それ自体が膜を張るのでアルミホイルを巻く必要がなく、オフの待ち時間に指を使ってタッチパネルを操作することができるというメリットがあります。
日々忙しいママさんや隙間時間にネイルチェンジしたい方におすすめです。
ただし、ジェルネイルをオフできるパワーがあるということは、他のものを溶かしてしまう可能性があるので、携帯カバーに付着したり目やお洋服についたりしてしまわないように注意しましょう。
■オフの作業が楽になる
私自身が5’OFF GEL REMOVERを使用してみて最初に感じたことが、「え?なにこれ!?楽しい!」という感想でした。
正直なところ、これまでジェルネイルのオフ時間に楽しさを求めようと考えたことも、楽しくできる方法を模索したこともありませんでした。
ところがこの5’OFF GEL REMOVERを使用することで、とにかくオフの面倒な作業までも「オフ」することができます。
具体的には、「アルミホイルやコットンを買う」「カットして用意する」「指にまきつける」といった作業が一切不要になります。
オフの際は、これまでと同様にトップジェルやカラージェルを削り、商品のキャップを開けてそのまま載せるだけです。
その他に必要な道具といえば、プッシャーと呼ばれる甘皮ケア用の道具や拭き取るためのワイプなど通常のネイル道具の中に含まれているものだけで済むため、簡単に施術することができます。
■肉球?な癒しが味わえる
載せてから2分ほど経過すると被膜とよばれる膜(パレットに絵の具を出して放置しておくと薄い膜ができるのと同じ原理です)ができ、肉球のような触り心地がなんとも癖になります。
早く時間が過ぎないかな…と時計ばかり見ていた従来のオフ時間に比べて、癒し時間にもなる5’OFF GEL REMOVERでのオフ時間は、これまでのジェルネイルのオフの常識を覆すアイテムとも言えます。
5’OFF GEL REMOVERは
ジェルネイルのオフをもっと安全に快適な時間にします
5’OFF GEL REMOVERについて、「一体どんなもの?」と気になった方は、
使用方法やワンポイントアドバイスなどを東京の表参道にある5’OFF公式ショップに来店したり、チャットで気軽に問い合わせてみましょう。
また、商品の詳細はこちらのページをご確認ください。
5’OFF GEL REMOVER Officialsite – 5’OFF Nail Supplies
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は一般的なリムーバーに含まれているアセトンの危険性と、ジェルネイルのオフを安全に、快適に行うためのアイテムをご紹介しました。
デザインとして目に見える工程ではないジェルネイルのオフですが、使用方法や成分にこだわって健康な爪をキープすることで、お気に入りのデザインに仕上げたジェルネイルを長持ちさせるために大切なポイントとなります。
ぜひご自身にあったオフの方法を取り入れて、健康に長くジェルネイルを楽しみましょう。
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このコラムを書いた人
5’OFF スタッフ E.M
ネイリスト歴11年
5’OFFでは商品の企画や開発、講師としてセミナーなどを開催しています
現役ネイリストとして表参道の5’OFFサロンでサロンワークも行っています。