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ジェルネイル ジェルネイルの基礎知識
ジェルネイルで爪や指先が痛む理由と対策をわかりやすく解説

ジェルネイルのオフで、爪や指先が痛む原因と対策をわかりやすく解説します。
ジェルネイルのオフとは?
ジェルネイルは、UVライトやLEDライトの光によって樹脂を固める人工爪です。マニキュアよりも強度と耐久性が高いことが特徴です。しかし、耐久性が高いがためにマニキュア用の除光液では落とせず、専用のジェルネイルリムーバーという溶剤を爪に塗って落として、オフします。
リムーバーの主成分アセトンとは
ジェルネイルリムーバーには、主成分にアセトンという物質を含む一般的なリムーバーと、アセトンを含まないリムーバー(ノンアセトンリムーバー、アセトンフリーリムーバー)があります。
アセトンは有機溶剤(他の物質を溶かす性質がある有機化合物)の一種で、樹脂や油を溶かす力が大変強いため、リムーバーや除光液だけでなく接着剤や塗料、実験器具の洗浄剤などにも使われています。

アセトンの危険性
アセトンは、皮脂を奪う力(脱脂作用)が大変強いことが特徴です。そのため、リムーバーや除光液として指先に塗ると乾燥しすぎて、爪や皮膚が白くなって割れたり、グリーンネイルなどの細菌感染症を引き起こすきっかけとなったりする恐れがあります。また、生殖能(赤ちゃんを作る能力)や赤ちゃんへの悪い影響、吸い込んでしまうと肺やのどにも悪い影響を与える恐れがあるため、有機溶剤中毒予防規則という法令で取り扱いが規制されている危険性がある物質です。

痛みを感じる原因はアセトン
ネイルをオフする際は、リムーバーをコットンに含ませて爪の上に置きますが、液体のためどうしても皮膚に付着してしまいます。オフ時の痛みは、このアセトンが直接皮膚に触れることで脱脂され、ささくれやひび割れが起き、そこにされにアセトンが触れてしみることで起きます。さらに、皮膚に付着する機会が多い方は最悪の場合、アレルギーを発症してしまうリスクもあります。
アセトンを主成分としたジェルリムーバーは、使い慣れている、安価といったメリットがある一方で、爪や皮膚が乾燥したり、アレルギーの原因となるなどのデメリットがあります
アセトンよりも作用が穏やかなノンアセトンのリムーバーを使えば、爪や指先への負担を軽減できます。
ノンアセトンのジェルリムーバー「5’OFF GEL REMOVER」
アセトンを使用していないジェルリムーバーである「5’OFF GEL REMOVER」(ファイブオフジェルリムーバー)は、高い安全性を目指して化学薬品メーカーが開発したジェルネイル用のリムーバーであり、日本国内で生産しており、特許も取得しています。
ファイブオフジェルリムーバーは液体ではなくジェル状です。一般的なジェルリムーバーよりも粘性が高く、皮膚に付着する心配がなく、それ自体が膜を張るのでコットンもアルミホイルも不要で、待ち時間にスマホを操作することもできます。
5’OFF GEL REMOVERは、下記公式オンラインストアからお買い求めいただけます。
まとめ
- ジェルネイルは、マニキュアよりも強度が高く、一般的な除光液では落ちない
- オフには専用のリムーバーが必要
- 大半のリムーバーはアセトンを含む
- アセトンは有害性のある物質で、白化やひび割れを起こし、アレルギーや細菌感染症のきっかけになることがある
- ノンアセトンリムーバーであれば爪や皮膚へのダメージが少ない
- ノンアセトンリムーバーのファイブオフジェルリムーバーは、粘性が高く、それ自体に膜ができるため、アルミホイルやコットンが不要
- オフしながら、スマホの操作などの簡単な作業が可能
このコラムを書いた人
5’OFF スタッフ E.M
ネイリスト歴11年
5’OFFでは商品の企画や開発、講師としてセミナーなどを開催しています。




