
TIPS
その他
「ささくれ」の原因とは?予防方法や対処方法もあわせて解説
寒い季節になると、指先のささくれが気になることってありませんか?ささくれができることで、チクチクと地味な痛みを伴いますよね。冬に着る機会の増えるニット素材など、衣類の繊維に特にひっかかりやすく、ささくれの傷口が広がった経験はありませんか?絆創膏を貼っても手を洗うとすぐ剥がれてしまいますし、場合によっては強い痛みを伴うこともあります。
特にジェルネイルを頻繁にされる方は、指先が乾燥しやすくなり、ささくれができやすくなります。また、ネイルオフの際、ささくれの部分に強い痛みを感じたことがある方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ささくれができる原因と、予防方法や対処方法をご紹介します。
本記事の内容を参考に、ささくれを予防・対処し、もっとジェルネイルを楽しみましょう。
【目次】
ささくれの原因
ささくれができる原因としては、指先の乾燥や栄養不足など、さまざまな原因があります。本章では、ささくれができる主な原因を5つ紹介します。
皮膚の乾燥
爪が伸びる時、爪の根元や甘皮の皮膚が引っ張られます。その力に耐えられなくなった際に、表面の皮膚が引き裂かれ、皮がむけることでささくれが発生します。
水分を保った健康な皮膚は弾力があるため、爪の成長で引っ張られても皮膚が無理やり引き裂かれることはありませんが、冬場など皮膚が乾燥しやすい時期は皮膚の水分が不足して伸びにくく、パチンとはがれやすくなってしまうのです。
特に、ネイルを落とす際に使用されているリムーバーや除光液にはアセトンが含まれています。アセトンには脱脂作用があり、爪や指先の水分・油分を奪うため、ネイルを頻繁にされる方は指先が乾燥し、ささくれができやすくなってしまいます。
外部刺激
乾燥によってバリア機能が弱った爪や爪周辺の皮膚にシャンプーや洗剤などの刺激が加わることによって、ささくれが生じることがあります。また、タイピング作業や楽器演奏など、頻繁に指先を使用することによっても、爪周りや指先の皮膚が硬くなりやすく、ささくれができやすい状態になってしまいます。
栄養不足
ビタミンAやビタミンB群(B2、B6)、ビタミンE、タンパク質、亜鉛が不足することによって、皮膚の再生能力が低下し、ささくれができやすくなります。
爪や皮膚を噛む癖
無意識に爪や指先の皮膚を噛むことで、皮膚が傷つき、ささくれができる原因になります。
不適切なケアまた過剰なケア
爪を無理に引っ張ったり、爪切りや爪やすりでのケアを怠ることが原因でささくれが生じることがあります。また、逆に過剰なケアを施すことによっても指先にダメージが蓄積し、ささくれができることがあります。
ささくれができそうな部分を見つけたら、早めに爪切りやニッパー等でカットしたり、手を洗った後にこまめにハンドクリームを塗るなど、適度なケアを心がけましょう。
ささくれの予防
指先にささくれができることで、ジェルネイルを施す際や、パソコン作業でタイピングする際、食器を洗う際など、日常生活を送る上で指先に痛みを感じてしまいます。そこで、本章ではささくれを予防する方法を4つお伝えします。
こまめに保湿する
ハンドクリームやオイル(ワセリン、シアバターなど)をこまめに塗ることで、指先の乾燥を防ぎましょう。特に就寝前はたっぷり塗って、手袋をすることで保湿効果が高まります。
また、石鹸で手を洗った後やアルコール消毒後は、すぐにハンドクリームを塗って乾燥を防ぎましょう。
栄養バランスを整える
ささくれを予防・改善するためには、下記の6つの栄養素を意識して摂取することが大切です。(ユースキン製薬株式会社のサイトを参考)
・ビタミンA(にんじん・ほうれん草・かぼちゃ・レバーなど)
皮膚の潤いを保ち、乾燥によるささくれを防ぎます。
・ビタミンB2(納豆・レバー・うなぎなど)
皮膚のターンオーバーを促進し、傷つきにくい肌を作ります。
・ビタミンB6(鶏肉・バナナ・大豆・玄米など)
たんぱく質の代謝を助け、健康な皮膚を維持します。
・ビタミンE(ナッツ類・アボカド・ひまわり油など)
血行を促進し、肌の修復をサポートします。
・タンパク質(肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など)
健康な皮膚や爪を作るための基本栄養素となります。
・亜鉛(レバー・牛肉・牡蠣・チーズなど)
タンパク質や皮膚のターンオーバーを促進する酵素の合成に必要となります。
ゴム手袋をして刺激を避ける
食器洗いや掃除など、洗剤を使う場合はゴム手袋を着用して、指先へのダメージを軽減しましょう。
爪や指先を噛まないように意識する
無意識に噛む癖がある人は、爪を短く整える、手袋をするなどの対策を行いましょう。
ジェルネイルのオフはアセトンフリーのリムーバーを使用
先述したようなささくれの対処法に加えて、頻繁にジェルネイルを楽しむ方には、アセトンフリーのジェルリムーバー「5’OFFジェルリムーバー」をおすすめします。
本製品には、指先の水分・油分を奪うアセトンが含まれておらず、ジェルネイルをオフする際に指先の乾燥を防ぐことが可能です。
一般的なネイルリムーバーは液体状であるため、溶剤を浸透させるためコットンやアルミホイルを使用します。そのため、施術中に塗布した爪からリムーバーが流れ、爪周りの皮膚に付着し、指先を脱脂して炎症を起こすことがあります。
5’OFFジェルリムーバーは剤形がジェル状のため、爪周りの皮膚に直接リムーバーが付着しにくく、肌への負担を減少させることができます。(https://5off.jp/)
ささくれができた時の対処法
ここでは、ささくれができた時の対処方法を3つお伝えします。
傷口を清潔に保つ
ささくれを引っ張らず、清潔な爪切りやニッパー等で切り取りましょう。また、傷口ができた場合は消毒をし、絆創膏や軟膏を塗って保護しましょう。
指先の保湿を強化する
指先に保湿クリームやオイルを塗り、皮膚の回復を促進させましょう。そして寝る前は、しっかり保湿することはもちろん、コットン製の手袋を着用して寝ると、より高い保湿効果を得ることができます。
炎症がひどい場合は皮膚科を受診しましょう
頻繁にささくれができる場合や、化膿・痛みが強い場合は、ご自身でケアを行うのではなく、皮膚科を受診することをおすすめします。
まとめ
本記事では、ささくれができる原因や対処法について解説しました。ささくれができる原因は、主に 乾燥・刺激・栄養不足であり、こまめな保湿をしっかり行うことや、栄養バランスを整えることで予防することができます。
そして、ジェルネイルを頻繁にする方は、アセトンフリーのリムーバーを使用して、指先の乾燥を防ぐことを心がけましょう。
また、指先にささくれができてしまった場合は、無理に引っ張らずに清潔な爪切りやニッパー等で切り取り、絆創膏や軟膏を塗って保護しましょう。また、手洗い後やお風呂上りに、指先に保湿クリームやオイルを塗り、こまめに保湿をして悪化を防ぎましょう。
特に乾燥しやすい冬場はささくれができやすいので、こまめに保湿をおこない、健康な指先を保ちましょう。
コラム参考サイト
ユースキン製薬株式会社サイト
https://www.yuskin.co.jp/hadaiku/detail.html?pdid=129
このコラムを書いた人
5‘OFF スタッフ T.K
美容業界の営業歴 約20年
5‘OFFでは営業として、プロ&一般問わずネイル業界での営業活動を行っております。
表参道にはサロン兼ショップがございます。是非商品をお試しご希望の方は、お気軽にお越し下さいませ。