TIPS

2025.12.12

ネイル基礎知識 ジェルネイルの基礎知識

【プロ向け】ジェルネイルのお直し・やり直しの対応方法や予防方法などをわかりやすく解説

【プロ向け】ジェルネイルのお直しの対応方法や予防方法などをわかりやすく解説

ジェルネイルのお直し対応や、お直しを防ぐための対策をプロ向けに、わかりやすく解説します。

ジェルネイルのお直しはどこまで対応する?

丁寧で高度な施術をしても、お客様の爪の状態や環境によっては、ネイルがリフト(浮き)してしまったり、ネイルに亀裂や欠けが生じてしまったりすることがあります。ネイルサロンでは、そうした場合、一定の基準のなかでお直しをすることが一般的です。

お直し対応には無料のものと、有料のものがあり、サロンによって線引きが異なります。

一般的には、施術後一定期間内でネイリスト側のミスと考えられる不具合は無料対応しますが、無料対応できる期間を過ぎていたり、お客様側に原因がある場合は、有料での対応となることが多いです。店舗の評判に関わるため、プロとして有料・無料の線引きを事前に明確化しておくことが重要です。

無料のお直しの期間

お直しの期間を解説する図

無料お直しの期間はサロンによって異なりますが、施術後1週間以内を無料保証期間とするケースが一般的です。

ただし、保証期間が短いサロンでは、「施術日を含む3日間(初回無料、再依頼は有料)」を無料保証期間とし、無料お直し対応期間後にお直し希望があった場合は、有料対応としている店舗もあります。

保証期間はサロンごとに差があるため、お客様が勘違いしないよう施術前に明確に説明しておく必要があります。

お直しの内容

無料対象になるのは、リフトや欠け、ストーン取れなどの施工不良を対象とすることが一般的です。しかし、範囲が広がると「1本ごとに有料リペア料金」「施術メニューの1本分追加」となるケースも多く見られます。

有料の場合の料金設定は、亀裂補修なら1本500円以上、長さ出しは1,000円以上が相場で、施術したメニュー代金の10%が一般的です。ストーン取れや再アートが別料金の場合は、価格表に明文化するとトラブルを防げます。

ジェルネイルのお直しを防ぐためにできること

事前にルールを明示し、綿密なカウンセリングを行い、事前の説明や確認を徹底することが、お直しの減少につながります

お直しを減らすには、事前の説明や技術レベルの向上、ルール設定などが重要です。施術前のカウンセリングから確認作業、技術力の向上を通じて、お客様とネイリストの双方が納得できる施術が、お直しを減らします。

お直しのルールを明確に伝えておく

施術後の保証期間や有料対応の線引き、「無料は一回目のみ」「意図的なデザイン変更は対象外」など、ルールを口頭と書面(メニュー表やWeb)で示しましょう。

例えば、サロンによっては「3日以内1回まで無料、それ以降は有料(1本550円~)」や「保証期間は1週間、以後は通常料金に補強・アート代を含む」と定めているお店もあります。

ルールを明示することで、お客様との認識ズレを減らせます

綿密なカウンセリングをする

カウンセリングをしっかり行い、お客様の爪の形状・状態が原因で画像通りにならない可能性があることを、写真とともに伝えましょう

例えば「お爪の形状により、仕上がりは画像より◯◯になりますがよろしいですか?」と確認し、ネイルブックなどのカルテ機能で記録を残すことで、顧客の納得感と説明責任が果たされ、トラブルリスクも下がります。

事前の説明や確認を徹底する

事前説明時や施術前・施術中にその都度確認を入れることで、想定とのズレを早期に調整できます。「ここは少し浮きやすい箇所なので、3日以内に確認していただけますか?」や「ツヤに差が出る可能性がありますが、ご納得いただけますか?」などと具体的に声かけするのもいいでしょう。

事前確認を徹底することで、不満も軽減されやすく、顧客との信頼関係も構築できます

技術力を向上させる

定期的な練習会・技術チェックをして、ネイリストの施術レベルの向上を図りましょう。ベーシックなワンカラーから複雑なアートまでスキルを確認し、足りない技術を強化することが重要です。プロとしての責任感を持つようになり、リフト・浮きなどの事故も減らせます。

ジェルネイルのお直し対応の姿勢

お直し依頼は、顧客心理やリテラシーにも配慮した対応が好印象です。

まずは、お客様の話を最後まで聞き、その後にネイリスト視点での技術的原因を説明します。そのうえで謝罪の言葉を述べて「無料期間中は適切にお直しします」と具体的に提案し、安心感を与えましょう。有料となる場合も、原因を説明し一緒に解決策を提案するスタンスが重要です。

最後に仕上がりを必ずチェックし、問題がなければ次回予約をおすすめすることで、信頼関係が継続します。

ノンアセトンのジェルリムーバー「5’OFF GEL REMOVER」

ジェルネイルのオフにアセトン入りのリムーバーを使うと爪が傷みます。傷んだ爪にジェルネイルを再度施術しても地爪に定着せず剥がれてしまい、お直しにつながります。

ノンアセトンネイルリムーバーの「5’OFF GEL REMOVER」(ファイブオフジェルリムーバー)は、アセトンを含んでいないため、お直しのリスクを軽減できます。

また、ファイブオフジェルリムーバーは液体ではなくジェル状です。一般的なジェルリムーバーよりも粘性が高く、皮膚に付着する心配がなく、それ自体が膜を張るのでコットンもアルミホイルも不要で、待ち時間にスマホを操作することもできます。

5’OFF GEL REMOVERは、下記公式オンラインストアからお買い求めいただけます。

公式オンラインストア

まとめ

お直し対応では、無料・有料の基準や期間、料金相場を明確化し、事前説明とカルテによる記録、技術向上に取り組むことが重要です。

顧客に寄り添いながら、専門性を持って対応する姿勢が、結果的にリピート率や信頼を高め、プロとしての評価につながります。

このコラムを書いた人
O.F
ネイル業界で働いて20年。
化学の知識を元に新しいネイル商材や技術を開発しています。