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2025.08.18

ジェルネイル ジェルネイルの基礎知識

今さら聞けない、ソークオフジェルってどんなもの?~ソークオフジェルの特徴やメリット~

最近ではネイルサロンだけでなく、自宅でセルフネイルを楽しむ人にも人気の『ソークオフジェル』。
セルフネイルへの関心が高まる中、「自分でやってみたいけど、どんなジェルを選べば良いか分からない」という初心者の声も、まだまだ多く聞かれます。
今回は、セルフネイルにオススメのソークオフジェルの特徴やメリットについてお伝えしていきます。

 

ソークオフジェルの特徴

ソークオフジェルは、その名の通り「有機溶剤で硬化したジェルを柔らかくし、オフできるジェルネイル」です。
ジェルネイルと聞くと、硬くて落としにくいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、ソークオフジェルはアセトンが代表格の有機溶剤のリムーバーを使えば、爪を削らなくても比較的簡単に取り外すことができます。

マニキュアより持ちが良く、ツヤ感や厚みも楽しめるため、キレイなネイルの状態を長く保たせたい人にぴったりのネイルです。

ソークオフジェルのメリット

まず、ソークオフジェルの一番の魅力は「自然な仕上がりと付け心地の良さ」です。
ジェル自体がやわらかくて薄付きなので、地爪にしっかりフィットし、重たい感じがありません。ネイルをしていることを忘れてしまうほど軽やかに過ごせるのも、人気の理由の一つです。

さらに、デザインの自由度が高いのも特徴です。
カラーバリエーションが豊富で、ラメやグラデーション、繊細なアートも楽しめます。最近では100円均一のショップ等でも、セルフネイル用のアイテムが手軽に入手できるようになったため、初心者でもツヤ&ぷっくり仕上がりを楽しむことができます。

また、オフの際に地爪へのダメージが少ないのも大きなメリットです。有機溶剤でふやかすことで、無理に削ったり剥がしたりする必要がなく、やり方さえ守れば地爪への負担は最小限に抑えられます。
忙しい人や頻繁にネイルを変えたい人にとっても、扱いやすいジェルといえるでしょう。

ソークオフジェルの注意点

先述ではソークオフジェルのメリットを挙げましたが、いくつかの注意点もございます。
まず、ハードジェルやアクリルと比較すると、強度はやや劣ります。
柔らかくてしなやかな分、爪をぶつけたり圧力がかかったりすると、欠けたり割れたりしやすくなることがあります。特に、長さを出したい場合には不向きで、補強目的で使用する程度にとどめるのが安心です。

次に、オフの工程には少し時間がかかります。
マニキュアのように除光液でサッと落とすことはできず、アセトンなど有機溶剤を染み込ませたコットンを10〜15分ほど爪にのせておく必要があります。急いでいる時や、丁寧な作業が苦手な人には、やや面倒に感じるかもしれません。

また、オフの際にアセトンを使用すると、爪や指先の油分を奪いやすいため、乾燥しやすくなります。乾燥がひどくなると、爪が薄くなったり、二枚爪になる原因にもなりかねません。
そこで、弊社取り扱いのノンアセトンリムーバー『PLAY 5’OFFジェルリムーバー』をご使用いただくことで、爪や指先の乾燥は最小限に抑えることが可能となります。
また、オフ後には、キューティクルオイルやハンドクリームでしっかりと保湿を行うことが大切です。

オフ商材の見直しや、適切なケアを行うことで、指先や爪トラブルを最小限に抑えましょう。

まとめ

ソークオフジェルは、ナチュラルな仕上がりや爪へのやさしさを求める人、そして自分でネイルを楽しみたいと考えている人にとって非常に相性がよい選択肢です。
一方で、強度を重視したい人や、爪を長く見せたい人には、ハードジェルやアクリルネイルのほうが向いている場合もあります。
ネイルに何を求めるかによって、選ぶジェルの種類も変わってきます。
ソークオフジェルは、地爪を大切にしながら、おしゃれを長く楽しみたい人にとって、非常に使いやすく、バランスの取れたジェルネイルと言えるでしょう。

このコラムを書いた人

5‘OFF スタッフ T.K
美容業界の営業歴 約20年
5‘OFFでは営業として、プロ&一般問わずネイル業界での営業活動を行っております。